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飯坂は温泉街で有ると同時に義経伝説の町であり、奥の細道の折、松尾芭蕉が立ち寄った場所でもある。
「行こか松島、帰ろか東京ここは飯坂湯の煙・・・」こんなご当地ソングもある飯坂温泉であるが、街はあまり賑わっていない。昔は温泉街として大変栄え、SLに何時間もゆられて来た旅人が温泉にゆったりと浸かって、また旅立って行ったものだというが、交通機関の発達と共に様変わりしてしまったのだとか。 |
飯坂温泉駅から中野不動尊→ 館山公園(大鳥城跡)→ 飯坂の街→ 医王寺→ 福島駅
飯坂温泉駅から中の不動尊へ
福島駅から、飯坂線に乗り換えるのだけれども早速義経伝が登場する。2両編成の車体には、義経と静御前、武蔵坊弁慶、佐藤継信・佐藤忠信の兄弟が愛嬌タップリに描かれている。 |
終点飯坂駅に近づくと、車窓から摺上川沿いの温泉街が見えてくる。昔は、摺上川にかかる十綱橋を渡る芸者さんの姿が絵になったのだとか。 |
改札を出ると正面の松尾芭蕉像が目を引く。
先ずは駅前の観光案内所でマップを貰う。どうやら最初に訪れる中野不動尊までの足はタクシーのみらしい。 |
中野不動尊
「中野山 大正寺中野不動尊」創建は治承三年「惠明道人」によるもので、日本の三大不動尊の一つと言われ観光名所になっている。入り口の左側に「祈祷殿」その先にあるのが「納札堂」 |
それぞれの建物の配置が実にアンバランスなのだ。本堂のある所から土手のように「ストン」と落ちて下の土地は土手に沿って細長く狭い。この中に、色々な建造物達が並んでいるのだから、無理矢理建てたような印象は拭えないが、むしろ面白い。 |
奥の院の洞窟めぐり・・・奥の院洞窟には三十六童子が祀られているという。「顕霊門「大日堂」「寂光門」等々複数の出入り口があり、全てを見終えるのには少々時間を要した。 |
洞窟を抜けると、疫病に際して薬草を煎じた「あんど釜」なるものがある。 |
急勾配の「いろは石段」を上ると、本堂の前に出る。境内の土産店には、民芸品の竹細工などが並んでいる。 |
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