日帰りプチ旅のTop
埼玉県草加というと思い浮かぶのは、草加煎餅、しかし、江戸時代には日光街道で江戸から2つ目の宿場町として栄えていたところから訪れてみることにした。草加宿の始まりはは、大川図書なる人物画が1606年に幕府に願い出て許可され、それまで点在していた九つの小さな村を合併して、宿場の形態を築いたとある。 |
草加駅 → 旧家 → 八幡神社 → 大川図書の守り神 → 歴史民族資料館 → 東福寺 → 草加煎餅手焼き体験 → おせん公園 → 松原
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草加駅前
草加の駅前には、煎餅を焼く少女と、食べる少女のブロンズ像が、如何にも草加らしい。
旧日光街道沿いの旧家
旧日光街道へ歩を進めると、旧家が立ち並び江戸の情緒を醸し出している。
浅子家は豪商だったに違いない
浅子家→その並びに草加市役所→その市役所の外れに「浅子家の地蔵堂」なるお堂がある。どうやらここまでは浅子家の敷地であったと思われる。 |
浅子家の地蔵堂、右の建物は市役所 |
手前の旧家が浅子家、奥に市役所と地蔵堂が続く |
八幡神社
獅子頭が有形文化財
目立たない小さな八幡様を覗いてみると、案内板に、「江戸後期の獅子頭雄雌一対が有形文化財に指定されている云々」との記載がある。 |
大川図書の守り神
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超ミニサイズの神社は草加開祖、大川図書の守り神
地元の老人が言うことには「この神社は草加で一番古い由緒ある神社だ」と、それならと、覗いてみる。
路地の奥に、超ミニサイズの氷川神社があり、案内板に「草加宿開祖、大川図書の守り神・・・草加宿最古」との記載あり。
間違いない!! |
歴史民俗資料館
歴史博物館の建物は有形文化財
資料館は、草加小学校西校舎にあり、建物は埼玉県最古のコンクリート校舎として有形文化財に指定されている。資料が、教室や廊下に展示されていて、如何にも郷土資料館という感じである。
立派すぎる建物に模造品を並べた資料館とは大違いだ。 |
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東福寺
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東福寺 山門は市指定有形文化財
東福寺は大川図書により創建されたお寺で、墓地には現在も図書の墓があり、
墓石には「松寿院道樹浄西禅定門・俗名大川図書」と刻まれている。 |
草加煎餅の老舗
草加煎餅
土地柄老舗の煎餅屋さんが多い。
左が「源兵衛せんべい」創業は明治3年とある。
右が「草加屋本店」看板には創業寛政七年とある。 |
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手焼き煎餅体験
明治34年創業「志免屋」という老舗の草加煎餅屋さん。
手焼き煎餅の体験が予約なしでも出来るので、焼いてみることにした。白い煎餅を網の上で3秒ごとにひっくり返すのだけれども、これが結構忙しい。焦げ目が付いたら、取っての付いた器具を押し当てて形を整え、焼き上がったところで、醤油を塗り修了となる。
早速食してみる。”美味しい”童心に返り一心不乱に焼いた煎餅だもの、その味は格別。
満足!! |
おせん公園
この公園で草加の町は終わり、この先は「松原」となる
「そうかせんべい発祥の地」の碑 |
松尾芭蕉の弟子「河合曾書良」 |
草加宿の終わり |
松原
まず。目に付いたのが松尾芭蕉の銅像と、公園の高台にある建物(望楼)
松原は、旧日光街道綾瀬川沿いに松の木が移植され「草加松原」と呼ばれていたという。
現在、この並木道の距離は1.5KMほどで松は600本あまり、快適なウォーキングコースになっている。 |
巨大な太鼓橋
百代橋、矢立橋は、太鼓橋で県道をまたぐ陸橋だ。上ると見晴しが良く暫し佇む。とても歩道橋の上とは思えない。 |
日本の道百選 |
松ぼっくりのタイル |
甚佐衛門堰の水門 |
草加伝統産業展示室
草加市伝統産業展示室
草加市文化会館に併設されている展示室へ入ってみると、そこには特大の「草加煎餅」が、勿論本物ではない。予約をすれば煎餅の手焼きが出来るようだ。
浴衣や革製品などの産業も紹介されていたが、やはり草加は煎餅の印象が強い。 |
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観光としては少々物足りなく、散歩コースなら最高そんな感想を持ちながら本日の散歩は修了。
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